◯KINEYA無敵を履いて、親指と人差し指の間の股が痛い

 

ランニング足袋・KINEYA無敵を履いて走ると

足の親指と人差し指の股の部分が当たって痛い！

というお話を聞くことがあります。

 

先日もある大学のコーチから、そんな話を聞きました。

 

ただ面白いことに、その部分が痛いっていう選手に限って

故障が多いとのこと。

 

これは何を意味するんでしょうか？

 

まずよく考えてみると

地面に突っ込むように着地すると

アウトソールのグリップによってブレーキがかかります。

 

そうすると、足は無敵の中で前方にスライドすることになります。

 

それで、股の部分が当たって痛むんです。

 

これは、走って爪に血豆ができるのと同じ機序です。

 

このコーチは、そういう走りになってる選手には「シンスプリント症状」が多い

とおっしゃっていました。

 

着地する足が体よりも前方になればなるほど

足部はオーバープロネーションを引き起こしやすくなります。

（この件に関しては「ゼロベースランニング」《実業之日本社》に詳述してます）

そうすることで、シンスプリント症状を引き起こすんでしょう。

 

もちろんこのことはシンスプリントだけでなく

他のどのランニング傷害にも当てはまります。

 

あなたの指の股に、痛みは出てないでしょうか？

 

ランニング足袋・KINEYA無敵は

あなたが改善すべき「癖」を教えてくれる「相棒」であり

熱血な「先生」でもあります。

 

 

 

書籍「走りの常識が変わる！フォームが変わる！ゼロベースランニング」

（実業之日本社）

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